の挑戦
はマイコン・パソコンの黎明期から今日まで、「コンピュータとともに歩んできました。」 マイコンの楽しさ, 将来性に大きな可能性を見い出し、日本初のマイコンショップとして産声を上げ、マイコン, パソコンの販売, セミナ開催等の啓蒙活動、そしてパソコンを利用したシステム開発へと、その裾野を大きく開拓しました。 |
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--- Last Pieceはお客様の声 --- |
■お客様の声が、源泉です |
開発の源泉はお客様の声です。 お電話, メール, FAX, アンケートより頂いた小さなお声も、全て大事なお話として、一つ一つ耳を立て、目を通しています。 「あきらめていたこと。 こんなのものがほしい。」
漠然とお考えのことでもかまいません。何なりとご相談いただきたいと考えております。ハード, ソフト, 機構, 三位一体で理想的なソリューションを提案させていただきます。
「ぜひとも、おまかせください。」 |
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■産業用インタフェースモジュールの開花 |
1985年、自社オリジナル製品 NEC PC9801用拡張インタフェースAZIシリーズ 120種類をリリース。 「AZIとは、"A to Z 。"」
パソコンを計測制御分野に応用する、全てのお客様へお届けしたいという思いを込めた製品でした。
産業用とするために、当初から、広温度範囲 0℃〜+50℃への対応や、システムの信頼性を高める自己診断・監視を目的としたRASモジュール, 拡張バスブリッジ製品, 内部への埃侵入を防ぐ構造のユニット製品, 接続を容易にするアクセサリの端子台やケーブル製品, ハード・ソフト・機構の各開発者は、互いにぶつかり合いながらも、試行錯誤を繰り返し、まさに身を削る努力で、産業分野に求められるスペックを製品へと昇華させたのです。 |
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■パソコンの変遷、バスの変遷 |
パソコンの変遷とともに、多くのバスに対応するインタフェースモジュールを数多くリリースしました。 Cバス用AZIシリーズ, J3100用TOXシリーズ, FMV用FMXシリーズ, ISAバス用IBXシリーズ, PC/104バス用MATシリーズ, PCカード用PCCシリーズ, PCIバス用PCIシリーズ, CardBus用CSIシリーズ, CompactPCI用CPZ・CTPシリーズ, PCI Express用PEXシリーズ。
「バスの垣根を越え、1000種類を軽く突破。」 A to Z の思想を受け継ぐ製品を、バスにとらわれず、これからも作り続けます。 |
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■FPGAを使いこなせ |
今から20年前、PAL・GALと呼ばれるデバイスが出た頃から、大規模化する回路を基板内に収めることを目的に、今日までFPGAを使い続けてきました。
時に市販デバイスの生産終了にあっても、その機能をIP化することで、独自に再生してきました。
「なくなった?…作りんさい。」
独自の技術をIP化し、新たなデバイスとする技術。生産中止となったデバイスさえ、IP化で再生する技術。IP自体の引き合いを頂くこともしばしばですが、私たちの目的は、産業用製品の機能をそこに凝縮するため。入手不可能なデバイスを再生するのも、継続生産のためです。 |
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■長期安心の思想は当時から脈々と |
AZIシリーズの出荷数は40万枚。リリースから20年を超え、サポート終了となった今でも、AZIのお引き合いを頂いたりと、お声掛けいただけるたび、胸にこみ上げるものがあります。
「ありがとうございます。」
お届けしたら終わりではない、運用が続く限りの安心感を製品にこめてきた甲斐がありました。 |
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--- Dependable Hardware Components --- |
産業用コンピュータへ |
パソコンの変化はお客様にとっても、当社サポートにとっても大きな負担となりつつありました。 パソコンメーカ, 種類は多岐にわたり、相性問題として放置するメーカが増える中、真摯に向き合うために、目指してきたものが、「コンピュータとインタフェース、トータルシステムの提供。」 海外製コンピュータが産業用途を謳っていても、供給継続性や問題発生時の対応等で不安が残り、お客様に安心を提供するためには、自社開発だと決断しました。 |
■CPUのモジュール化 |
PCIバス・CompactPCIバス仕様CPUモジュールの開発は、これまで作り上げてきたインタフェースモジュールの資産を活かす選択です。
「モジュール化の功罪。」
モジュール化により、インタフェースモジュール資産を利用し、多様なシステムにも対応できました。
形状・バスによる制約を受けながら、設計者は最大限の力を発揮しました。
今日の長期安心FAコントローラへとつながり、産業用コンピュータとして様々な分野で利用されています。
しかし、モジュール化はバスの制約と拡張モジュールの親和性等、制約を課すことになったのです。 |
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■自由な発想でコンピュータを作りたい |
CPUのモジュール化は、開発者にひとつの火を灯すことになりました。
バスや形状による制約にとらわれない、オリジナリティのある新しいコンピュータ。
「Classembly Devices® 組み込み用コンピュータの新しい形。」
必要と考えるインタフェースを全て搭載しながら、世界一小さなコンピュータを作る。Classembly Devices®第一号の省エネCDは、産業用 Intel Atomプロセッサを採用。はがきサイズ, 薄さ29mm, 小型でありながら、頑丈堅牢なアルミ筐体,
SSDの採用により、デバイスのオンボード化を高め、高い信頼性を確保する。
無音・ゼロスピンドル・省電力・小型と、これまでのモジュール化と異なる新たな提案を製品として実現しました。 |
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■最新CPUへの挑戦 |
CPUの移り変わりは激しく、新しいデバイスが次々とテーブルの上に載ってきます。
開発者は新たなCPUにも臆することなく、冷静にスペックを見極める。
Intel社より産業用プロセッサを開発段階からいち早く供給を受け、最速で製品化。
もちろん、その中でも、 の考える産業用コンピュータに最適なデバイスを選りすぐり、理想的なソリューションを提供する。
実は開発者も楽しんでいるんです。だって…
「大好物ですから。」 |
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--- Dependable Software Components --- |
■決め手はソフトでしょう! |
 はハード主体か?ハードを活かすも殺すもソフトウェア次第。BIOS・OS・ドライバ・アプリと、一連のソフトウェアを自社内で対応できるのも、多くのソフトウェア開発者が支えているからです。
「マイコン黎明期から、ソフトウェア開発一筋の男は、常に前を向いている。」
産業分野では、SEのような経験値がないと、若手の斬新なアイデアも活かせないことをその男は知っています。そして、そのアイデアを採用する柔軟な姿勢もあります。
「古参と新参の融合。」
百戦錬磨のソフトウェア開発者が、今日も若手を次のステージへと引き上げています。 |
■DOSの行方 |
Windowsが全盛となる以前の話、MS-DOSが主流だった頃から、多くのDOSシステムが産業用として今も使われています。だから…
「 が、DOSを捨てるなんてありえない。」
当時のシステムエンジニアのノウハウを新しい世代へとつなぎたい。
DOSで作られたシステムは軽く、早く、コンパクト。
CPUパワーが増した今日では、よりリアルタイム性を持ったシステムを構築することができ、ネットワーク対応により、その可能性をさらに広げていると考えています。 |
■ Linux System |
”S”は、物静かで寡黙な男ですが、 のソフトウェアを支える御柱の一人。200X年のある日、ボスがSに告げました。「Linuxをモノにしたいな。」
あれから10年、 はLinuxへの経験・知識とも豊富で、業界随一との自負があります。
お客様からの様々な相談を解決してきました。でも、実は、こうなることは、
他の開発者は皆わかっていたんです。
ソフトウェアの大事なことは、”S” から始まりますから。 |
■AJAN® |
当社の1品・1個からでも承る特殊な少量多品種生産を支える基幹システムは自社開発です。
OA的な受発注システムから、開発支援システム, 実装プログラム等のFA用システム, 生産管理システム, セキュリティシステム, 電子総務等、システムを独自開発してきました。
開発言語はInterface製のIoT用プログラミング言語AJANです。
計測制御だけではなく、システム開発にも使用できます。各システムの連携運用からデータ保全にいたるまで、日々進化するシステムは、当社にて、すべてご覧いただけます。もちろんコンピュータも自社製です。ぜひ一度お越しください。
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■電源ブチ切り®?! |
コンピュータの常識を覆す、電源のブチ切り。 OSをROM化し、ハードディスクを無くしました。
「常識にとらわれず、できないと思うこともやってみる。」
に世間の常識は通用しません。
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--- 機構開発 --- |
■止まらないこと |
止まらない。壊れない。究極の信頼性を求める挑戦は、現在も続いています。
現時点では寿命部品が必ず存在し、究極にはいたりませんが、今、できる形にしたものが
「ノンストップFAコンピュータ。」
CPU, HDD, 電源, FAN, 各部モジュール化し、交換を可能とすることで止まる時間を最小限にする。
CPUも最新より実績重視。特にHDD, 電源は冗長化により、無停止での交換を可能としています。
また、RASモジュールがシステムを常に監視し、万一の停止においても、その時の状況を記録。
スムーズな復旧を可能としています。
先進ではなく、円熟の技術を選択する。究極の信頼性への試行錯誤は今日も続いています。 |
■車載コンピュータを作ろう |
0℃〜+50℃環境保証が空気のようになって来た頃、お客様からは、零下や炎天下での設置,
移動体への組み込み等、さらに過酷な環境への要求が増えつつありました。
「−30℃〜+80℃の温度拡張。車で踏んでも壊れない頑丈なヤツを作ろう。」
決め手となるのは温度拡張CPU Atom Z520PT。設計基準や試験規格も新たに立ち上げました。
これまでの部品選定の枠を超え、筐体も一目見て良さを感じていただけるような硬質感を目指しました。
「とにかく頑丈に。」
苛酷な環境での試験を繰り返し、2009年ついに温度拡張 車載CD ETC-A013をリリース。
お客様も、試しに一度、車で踏んでみませんか? |
■温度拡張への挑戦は続く |
2011年 ET2011展示会会場で、車載CDから続く、温度拡張の挑戦はタッチパネルCDへと広がりました。
ホットキーパー内で温かいドリンクと一緒に、冷凍庫内でアイスクリームと一緒に…
「−30℃〜+80℃環境で平然と動いてる。」
今は違和感があるかもしれません。しかし、この光景も数年後には、産業用コンピュータのスペックとして当たり前のものとなっているかもしれません。 |
■熱との戦い |
CPU開発が進むにつれ、その発熱を如何に逃がすか?
3Uサイズという制約の中で、Pentium M用のFANレス・ヒートシンクを独自開発。
今ではお客様要求の高まりとともに、よりパフォーマンスの高いCPUへと展開しています。
「本当に冷えるの?」
トータル100Wのデバイスの冷却。熱解析を駆使して限られたサイズ内で実現する。少ない風を集め、操り、急所に吹きつける。
フィンの容積, 密度にいたるまで、最適値へと追い込んでいく。機構開発の面でも、CPUを活かすノウハウがそろってるんです。 |